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火星ラジコンヘリ 投稿者：ミノリッチ 投稿日：2021/04/09(Fri) 19:56 No.9889 2021年2月18日に、直径45kmのジェゼロクレーター(Jezero Crater) に着陸したNASAの火星探査車のパーサヴィアランス(Perseverance)ですが、機体下に取り付けられたヘリコプターインジェニュイティ(Ingenuity)の飛行試験準備が行われています。 3月21日に、インジェニュイティを着陸時にデブリから保護するギターケース型のシールドが展開され、インジェニュイティはその姿を現しました。更に4月4日には、パーサヴィアランスは火星表面に降ろされ、すぐにインジェニュイティのローター上に設置された太陽電池アレイにできるだけ早く太陽光が当たるように、パーサヴィアランスは後退しました。バッテリー充電が行われ、単独になるのは初めてですが、適切な断熱材、適切なヒーター、そして寒い夜を乗り切るのに十分なエネルギーがバッテリーに蓄えられていることが確認できました。 インジェニュイティの初飛行は、予定通りに進めば日本時間4月12日(月)午後4時30分から放送されます。また、日本時間4月10日(土)午前2時に飛行前の初飛行運用の詳細が放送される予定です。初飛行後の放送4月13日午前0時頃からの予定です。メディア会見向けには9日のZoomによる英語とスペイン語のライブインタビューも申し込みできます。NASAテレビでも日本時間4月12日(月)午後4時30分から放送開始されます。 インジェニュイティ関連放送予定(NASA:初飛行ライブ中継は12日午後4時30分～) インジェニュイティ初飛行放送予定(NASA：12日午後4時30分～) ↓ https://mars.nasa.gov/technology/helicopter/#Watch-Online インジェニュイティは、直径1.2mのローターを装備した高さ0.49m、1.8kgの小型ヘリコプターで、リチウムイオンバッテリーを太陽電池で充電して動力に使います。パーサヴィアランス経由でコマンドとテレメトリを含む電波を中継して自律飛行を行います。インジェニュイティチームは、30ソル（solは火星の1日。地球の1日より少しだけ長い。）の実験期間中に最大5回の飛行試験を行います。 ラジコン愛好家のミノリッチとしても、火星でラジコン・ヘリを飛ばすこの壮大なプロジェクトは非常に興味深いところです。 さて、火星ラジコン・ヘリは、はたしてうまく飛ぶのでしょうか？ 楽しみですね。 添付：9889.jpg (101KB) Re: 火星ラジコンヘリ - ミノリッチ 2021/04/11(Sun) 14:46 No.9893
【AFP＝時事】米航空宇宙局（NASA）は10日、火星で11日に予定していた超軽量小型ヘリコプター「インジェニュイティ（Ingenuity）」の初飛行を14日以降に延期すると発表した。ローターの高速回転テスト中に技術的な問題がある可能性が浮上したため。 9日にローターの高速回転テストを実施したところ、問題が存在する可能性を知らせる警告が出て、テストは予定よりも早く終了した。 NASAは、「問題を診断し把握するために、ヘリコプターチームがテレメトリー信号を調べている」として、「これを受けて、フルスピードでのテストのスケジュールを変更する」と発表した。 ｍｓｎニュースより引用 Re: 火星ラジコンヘリ - ミノリッチ 2021/04/19(Mon) 22:57 No.9896 【ワシントン共同】米航空宇宙局（NASA）は19日、火星に運んだ小型ヘリコプターが飛行実験に成功したと発表した。 |